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「くそじじい」と「譲り合い」
秋の長雨でしょうか・・・朝晩はめっきり涼しくなって。


「クソジジイ」

先日、柏の葉キャンパス駅から柏駅西口の路線での出来事。
キャンパス駅から中学生らしき4人の乗客が他の乗客と共に乗車した。終点の柏駅西口まで乗車したのだが元気が良いのはいい事だ。車中は多少五月蝿かったが気になるほどでもなかった。
終点に到着運賃を支払う際、4人のうちの一人が「子供料金は140円ですか?」と聞いて来たので「子供は140円だよ!」と答えた。しかし当然子供には見えなかったので俺は「ところで君達は何年生だ?」と聞くと「1年?・・・・・・・・・・」と俺の耳には聞こえた!。
「小学1年にしては君達デカイな!!いつ卒業したんだ?」と聞くと「こないだ?」と言うではないか・・・
「卒業したら今は中学生だろ!中学生は大人運賃だぞ!280円だぞ!」と言うと「バレタカ!」と言った風に仕方なく4人共280円を支払うと降り際に最後の一人が、「クソジジイ!!」と悔し紛れに小さな声で俺に捨て台詞を残して行ったのです。
「クソジジイ」と言われても腹が立たなかったのですが、子供運賃で俺を騙せるとでも思ったのでしょうか・・・ちょっと可愛い感じもしましたよ!


無くした「譲り合う心」

昨日の出来事雨も降り続く中バスの車内も少しづつ満車の状態に近付いてきた。
ところがルームミラー等で確認する限り後方の席が空いているのに乗車してくる乗客は座席に座ろうとしない?後方の座席には途中から乗った高校生達が数名いたのだが、最近は五月蝿い学生の近くを遠慮して避ける人も少なくない傾向がある。
俺はマイク案内で「座席には絶対に手荷物などは置かないで下さい。一人でも多くのお客様が座席にお座り頂けます様に協力をお願いします」と声を翔けた。
更に小さな乳児を抱えた女性が乗車して来たが誰も席を譲ってくれる様子が無い!またマイク案内で「身体の不自由なお客様や小さなお子様を抱えたお客様またお年寄りには優先席以外でも席をお譲り頂けます様に協力をお願い致します」と車内に案内するも譲り合う素振りが無いのだ。
ここで悲しく感じたのは俺だけでしょうか?こんな世の中になったのかと思うと悲しいですね。
身体の不自由な方とは杖をついている老人だけでは無いはず。”妊婦や乳児を抱えた女性”だって健常者に比べたらかなり「身体の不自由な方」に入ります。もし急ブレーキでも掛けたら大変な事です。
しかし、悲しい事に乗り合わせた席に座っている乗客の意識は薄かった様です。
その乳児を抱えた女性は途中で降りたのですが、降り際に「どうもありがとうございました」と言って降りましたが、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

助け合う心とか譲り合う心は何処に忘れてしまったのでしょうか・・・今この時直ぐ近くに心を求めている人達がいるというのに・・・

もし目の前に身体の不自由な方やお年寄りがいたら親切に心の手を・・・
by san_makoto1129 | 2007-09-12 10:41 | 路線バス
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