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責任とは?
亀田家問題で持ちきりだった世間の話題も突然の台風20号が吹き消し一気に終結か?

先日フジTVでは5時間のロングランで”責任とは”についての番組をやっていましたね。何か問題が発覚すると新聞、TV、ラジオ、雑誌で一斉にバッシングするが作り手の報道各社も責任を感じて報道しているのかと疑問に思うところがある。

ただ攻めれば良いと言う様な報道の裏には民法の視聴率獲得合戦がある。
若干20歳の若者を年季の入った大人たちがバッシングする画を見ていて悲しささえ感じた。あの日以来亀田興起のイメージはアップしたらしい。俺は思ったが自分が20歳の時にあんなに立派な態度が取れただろうか?いや取れなかったに違いない。そう思うと恥ずかしい限りの自分がいることに気付かされた。

バス運転士と言う仕事を選んで毎日の運行で思うところがあるが”大人の責任””親の責任”とはなんだろう。責任ある行動をしている大人がどれだけいるだろうか?
最近は子供達の犯罪が話題に上る時代背景だが大人の犯罪はその何倍も起きている。教えなくてはならない側の大人達がこんな状況なんだからどうかと思う。

5時間のTVのなかで「注意喚起は企業の責任逃れ?」という報道があったが、”事故が起きた場合に備えて前もって注意を促す”・・・でもこれは当然ではないだろうか。俺は決して全てが企業側の責任逃れの為の対策だとは思わない。教えているんですよ!と言いたい。
”安全な乗り物だ”と勘違いしている方々に対して”決して安全な乗り物ではありません。つり革手摺にお掴まり下さい。”言い方を変えれば、”運転や交通状況に拠ってはとても危険な乗り物です”と教えているんです。
でも現実には運転士が安全を意識しながら”安全な乗り物であるかのように輸送している”わけです。人の命を運んでいる以上責任をもっているんだと思う。
それなのに”つり革や手摺にはつかまらない””走行中に両替をする””バスが止る前に上の段から駆け下りて転びそうになる””実際に転ぶ人”等々後をたちません。
実際に車内で転んで運転士に暴言を吐く人がいますが、”自己責任は”感じないのでしょうか?
以前運行中に後ろの席に座った親子の母親が走行中に子供に両替を指示したケースがあったが「この母親は、もし子供が転んで怪我をしたら?」とは考えないのか?俺はわざと速度を落として万が一の無い様に心掛けて運転士子供に捕まりなさい!と言ったが母親は子供を本当に愛しく思っていない!と思った。

責任ってなんだろう?それぞれが少しは”無責任、無関心”を無くせば・・・報道の責任も重大ではないでしょうか。
現実に俺を例えれば”有責任、有感心”ではない。難しい問題ですね。それが人です!
by san_makoto1129 | 2007-10-29 11:18 | 路線バス
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